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掲載日 2022.10.11 / 更新日 2022.10.12

代表・西本が語る「コンサル・フリーランス経験者」だからこそ実現できる、PROJECT FINDERの魅力とは?

代表・西本が語る「コンサル・フリーランス経験者」だからこそ実現できる、PROJECT FINDERの魅力とは?

2021年にスタートした、フリーコンサルタント向けの案件紹介サービス「PROJECT FINDER」。これまで私たちは、数多くのフリーランスの方々と企業を繋いできました。今回は当社代表取締役 西本章泰にインタビューし、当社設立の思い、そしてPROJECT FINDERの特徴と魅力を存分にご紹介させていただきます。

1 需要の急拡大が続くフリーコンサルタント市場

需要の急拡大が続くフリーコンサルタント市場

―最初に会社成立までの経緯を教えてください。

元々私は大学卒業後、ITコンサルティング会社に入社し、ITコンサルタントとしてキャリアをスタートさせました。幸運なことに入社してすぐに担当した案件が、これから始まるというSAP導入案件でした。まずは事前調査や分析、資料作成などから始まり、SAP導入の上流から下流まで、一通り経験することができました。これは非常に幸運なことで、当時の新卒コンサルタントは、プロジェクトの途中から入り、プログラミングやテストをするようなことが多かったためです。3年程経って最初に携わったプロジェクトがGo Live(本番環境での稼働)を迎え、一段落したタイミングで転職を決意しました。

―転職の理由は?

まずは子供の頃から会社経営をしたいという強い思いがあったこと。そのためには、より厳しい環境に身を置くべきだ、と考えました。
そこで次に就職したのは、前職から比べると規模の小さいITコンサルティングのベンチャー企業。大手企業の”看板”がない中、「自分の実力を試してみよう」と心に決めました。
業務内容はSAPなどの基幹システムをこれから導入してスムーズにランディングさせようとしている企業や、システムを導入してみたものの上手く使いこなせない会社がメイン。そういった変革を成功に導くための支援、当時流行った所謂”チェンジマネジメント”領域の仕事をしながら、顧客と近い距離で顧客の課題を感じながら、さらにスキルを磨いていきました。

そして、2012年に会社を設立。私自身フリーランスのITコンサルタントとして活動し、その後、同じような経験や考え方を持つコンサルタント仲間で集まり、今に至っています。
当社では、ITコンサルティング業務をメインとして、企業のIT戦略立案や構想策定、業務効率化、システムの導入、プロジェクトの実行支援に携わっています。ERP、RPA、Process Miningといったソフトウェアの導入支援やクラウド化を含むネットワークインフラの導入支援を、上流から下流までお手伝いさせていただいています。特にSAP案件を担当させていただくことが多い状況です。
現在では、PMやPMO、導入コンサル、エンジニア、その他システム運用の定常業務などをあらゆるポジションでお仕事を支援させていただいています。

―2021年に開始したPROJECT FINDERは、フリーランスの方に向けて、IT系案件を中心にご希望にあった案件を紹介するサービスです。現在、フリーランスコンサルタントの市況はいかがでしょうか?

市場は非常に成長しており、相当に活況と言えるでしょう。
要因はいくつかあり、一つは産業全体に言えることですが、ここ数年で各企業のDXが進んだこと。この傾向はコロナ禍によって一段と加速し、案件の数は右肩上がりです。それと並行して、皆さんご認識の通り、人々の働き方が大いに多様化したことで、フリーコンサルの数も増加傾向にあります。

弊社が強みを持っているSAP案件に限って言えば、SAPコンサル人材が慢性的に不足していることで、SAPコンサルに対する需要は高止まりが続いています。
この背景にあるのが、2027年に起きる「保守切れ問題」。現行のSAP ECC6.0が同年に保守が終了し、SAPを導入している企業は次のSAP S/4HANAに移行する必要があります。しかし、ERP市場の中でも占有率が高いSAPだけに、SAPを導入している日本の全企業が同年に移行を完了させるのに、日本にいる全SAPコンサルタントを投入しても間に合わない、とも言われています。
そのため、2027年までSAPコンサルの需要は高止まりの傾向が続くでしょう。さらにその後も移行が終わっていない企業が数多くいることが予想されるため、SAPの需要は長期間続くと見ています。
なお、2030年まで費用を支払うことで保守期間を延長したり、他社製品へ切り替えるという選択肢もあります。しかし前者の場合、新システムへの移行を先送りにしているだけですので、SAPコンサルへの需要は継続する要素となります。そして後者については社内に浸透している基幹システムを他システムへ切り替えるのは想像以上に膨大な労力が掛かるため、現実的に選択困難な対応策だと考えています。

―需要の高まりが続く一方、ITコンサルタントという難易度の高い仕事だけに、フリーランスとして働く上での課題もあるのではないでしょうか?

これまでエージェントなどを活用してこなかった方からよく聞くのが、案件をタイミングよく見つけられないこと。
自分が関わっていたプロジェクトが一段落し、次の案件を探そうとしても、自分の希望に叶った案件をちょうどよく見つけられるかは分かりません。本来であればプロジェクトの終わりが近づいたら次の案件探しを始めるべきですが、「忙しくて手が回らない」といった人も少なくありません。
また、条件交渉の場面で、残業や出張の有無、報酬金額などをうまく調整できない方もいらっしゃいます。コンサルタントとして実力があるからといって条件交渉も上手な方ばかりではありませんし、気を遣って自分の希望を伝えられない、といった悩みを聞くこともあります。
さらに相談先がなく、自分ひとりでトラブルを抱え込んでしまうというケースも見受けられます。例えば自身や親族が怪我や病気になった時、担当した案件が想定以上に難易度が高く、課題にぶち当たってしまった時などです。

PROJECT FINDERは、こういったフリーランスならではの悩みに寄り添い、課題が発生した際は一緒に解決のお手伝いをしています。フリーランスとして活動を始めると、会社員時代と比べて相談先が減ってしまうこともあるかもしれませんが、私たちはできる限り課題解決のフォローをさせていただいています。

2 SAP案件を中心とした、多岐にわたる案件を紹介

SAP案件を中心とした、多岐にわたる案件を紹介

―PROJECT FINDERではどのような案件を紹介しているのでしょうか?

IT系の案件が大半で、その中でも特にSAP案件が多い傾向にあります。
SAP案件では内容も幅広く、国内・グローバル案件はもちろん、各モジュールのコンサルタントやPM、PMO、チームリードができる方、設計者やABAPerを募集している案件もあります。
SAP以外では、システム導入プロジェクトのPMOや構想策定・要件定義といった上流工程の案件や、RPA導入やインフラの設計構築など、多岐にわたる仕事をご用意しています。また一部ではありますが、Web広告の運用などのお仕事もあります。
そしてそのほとんどが一次、二次請けの案件。商流階層が深いとフリーランスの方とプロジェクト側で期待値ギャップが発生することがあるのですが、当社案件ではそのようなことが発生することはほぼありません。

―フリーランスの方が利用する際のフローは?

まずは無料会員登録、事前面談、案件紹介と紹介先との面談を経て、両者合意すれば契約成立となります。
事前面談の時点で十分なスキルがあり、手持ちの案件でご本人の希望とマッチするものがあれば、その場で案件のご紹介をすることもあります。
一連のフローの中で当社が特に力を入れているのが、事前面談です。ご経歴資料を拝見させていただいた上で、ざっくばらんに希望する仕事内容や、ご本人のスキル・実績をお聞きします。ここで重要なのは、「正しくご本人の力量を見定めること」です。
例えばご本人が「SAPコンサル経験あり」と仰っていて「SAPコンサル単価」を希望されるケースで、お話を進めていくと、実態としてはテスト工程だけしか行っていなかったり、PMOの補佐的に情報の取りまとめを行っただけであり、コンフィグ(カスタマイズ)を切ったり、アドオン設計の経験がなかったりするケースがあります。そういった場合は、率直に「ご経験からSAPコンサルとしてSAPコンサル単価で売り込むのは難しいので、金額を下げて経験を積むという立場で提案するか、得意領域でスキルに見合った金額で提案した方が良いと思います」とプロジェクト側の見立てをお伝えし、ご本人に判断を委ねるようにしています。同時に、経験を生かせる新たな領域の仕事がある場合は、そちらをご紹介する場合もあります。

3 経験者だからこそ解決できる、フリーコンサルタントの悩み

―先ほど「期待値ギャップが発生することはほぼない」という話がありましたが、その他にどのような特徴がありますか?

他の案件紹介サービスと大きく異なることが2点あり、その一つが「私たち全員がフリーランス経験者であること」。
先ほどお話しした「タイミングの良い案件探し」でもフリーランスの方の気持ちを理解し、現在担当している案件が終わる1~2カ月ほど前から次の案件に関するお話しを始め、シームレスにお仕事ができるお手伝いをしています。
また初めてフリーランスとして案件に関わる場合、事前にどのような準備をすればいいのか、条件交渉の際に自分の希望する条件をどのように伝えればいいのか、イメージできない方もいらっしゃるのではないでしょうか。私たちが自身の経験を元にアドバイスを差し上げたり、プロジェクト側との面談に担当者が同席する際は、フリーランスの方の代わりに私たちが聞きにくい内容について突っ込んでお聞きする、といったこともあります。

もう一つが「案件紹介をさせていただく担当者全員がSAPコンサル経験者であること」。コンサルタントだからこそリアルに現場感を理解した上で、案件内容や条件を正確に伝えることができます。場合によってはテーブルやトランザクションコードで会話していることもあります(笑)
先ほども事前面談に注力しているとお話しましたが、それと同時にもう一方の案件情報の把握にも抜かりはありません。単にフリーランスの方に案件を横流しするのではなく、事細かに内容・条件を分析し、どのようなスキル・実績があれば上手くプロジェクトを遂行できるか判断しています。
もしフリーランスの方の力量と、案件内容・条件にギャップがあるままプロジェクトが始まってしまうと、ステークホルダー全員にとって不幸な結果になりかねません。
フリーランスの方々のスキルを正しく理解し、案件の難易度と照合、さらに現在の市況を踏まえた適正な単価でお仕事探しのお手伝いをする。私たちが現役コンサルタントだからこそ実現できる価値だと思っています。
また、フリーランスとして案件に関わると、課題に直面した際に相談先がないということもあります。そういった場合は気軽に当社にご相談いただき、これまでの知見を共有させていただくといったこともあります。

これらの特徴、そして一次、二次請けなど商流が浅い案件が多く報酬面でも魅力的であることなどから、多くの方に案件が終わってもリピートしてサービスをご利用いただいています。

4 やりたい仕事を、思い通りの場所で。そんな世界を創る

やりたい仕事を、思い通りの場所で。そんな世界を創る

―最後に、今後の展望について教えてください。

私たちが目指すのは、フリーランスとして働く敷居を下げ、より安心して働ける環境を提供すること。
働き方の多様性が加速する昨今、格段にITインフラ環境が整備され、リモートワークも認められる社会になりつつあります。この時流に乗り、私たちは地方在住者もリモートで地域格差なく働ける環境を提供したいとも思っています。さらには海外で働く、といった環境を整備することも視野に入れています。今よりも収入を上げながら、自分のやりたい仕事を、思い通りの場所で。そんな魅力溢れる世界を、PROJECT FINDERを起点に実現していきます。
雇用の安定の面で考えても、「会社員だから安心」といった時代ではありません。実力があり、責任を持ってお仕事ができる方であれば、フリーランスになると仕事の依頼は絶えないでしょう。今後は国内需要のみならず、海外も巻き込んだ多様な働き方ができるサービスを提供するプラットフォームに成長させたいと考えています。

フリーランスになるべきか、それとも転職するべきか。
そんな悩みをお持ちの方は、ぜひ一度PROJECT FINDERにご相談ください。ご利用いただければ、信頼できる心地良いサービスだとご満足いただけると思っております。

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