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掲載日 2022.09.22 / 更新日 2023.02.19

SAPの理解はモジュールの理解、必須のモジュールや抑えるべきポイントを知ろう

SAPの理解はモジュールの理解、必須のモジュールや抑えるべきポイントを知ろう

SAPは、企業業務の合理化を目指すERPを提供するソフトウェアメーカーです。ERPの対応範囲は広く、生産、販売、財務、在理、人事等々、企業になくてはならない業務のほとんどを含みます。そのためSAPは、業務の1つひとつに対応するソフトウェアを「モジュール」という形で提供していて、企業は自社に必要なモジュールを採用し、自社向けのシステムを構築します。

例えば、財務会計(Financial Accounting)については、FIというモジュールを用意しています。本稿では、これらモジュールについての理解を深めたいと思います。

1 会社の業務に対応したソフトウェア群がモジュール

会社の業務にまつわる情報(データ)をDB上で一元管理し、効率的に処理するのがERPです。そのためSAPは、業務ごとに「モジュール」という単位でソフトウェアをわけて提供し、企業の必要に応じてモジュールを組み合わせます。少量多品種を輸入して販売する会社なら、仕入れと管理を強化すべきでしょう。同じものを大量に生産、販売するなら、生産管理や販売管理をきっちり行っておくべきです。中には、財務会計モジュールだけを使う、といった方法もあります。

そのためSAPモジュールを理解するには、一般的な企業の業務構成を知ることが重要です。多くの会社に存在する業務は以下の通りです。

 ・財務会計(外部向けの会社の業績管理)
 ・管理会計(内部向けの会社の業績管理、原価、人件費等々)
 ・在庫/購買管理(物を作るための素材等を仕入れ、その管理)
 ・販売管理(物を販売する工程、販売金額の管理)
 ・生産管理(物を製造する工程、その管理)

これら業務をイメージできるように、簡易な業務図を用意しました。図では関連業務も記載してあります。

モジュールはたくさんあるのですが、以下、ポイントになる5つを紹介します。

1-1 仕入れと管理「MM」:在庫・購買管理

MMとは「Material Management」の略で、在庫や購買を管理するモジュールです。SAPは、モジュール名を英字2文字で表すことが多いので、随時紹介します。MMは、モノやサービスの調達業務と、調達したモノの在庫管理という2つに対応します。

調達管理は以下の4つのプロセスがあります。

・購買依頼:発注部門からの購買依頼を登録。(品目と数量のみの指定で問題なし)
・購買発注:購買依頼をもとに、仕入先に購買発注を登録。(ここで仕入先や価格を指定)
・入庫:仕入先からの納品物を自社倉庫に入庫。
・請求書照合:仕入先からの請求内容の確認。確認できれば財務会計(FI)と連携して支払処理を行います。

在庫管理は以下の2つのプロセスがあります。
・入出庫:購買入庫、生産のための出庫、廃棄出庫など入出庫管理。入出庫の内容を「移動タイプ」という項目で管理し、対象物の状態の変化にに合わせて会計仕訳を自動で起票することができます。
・棚卸:MMにおける在庫数量と実在庫を比較して、棚卸時点の在庫数量を確認します。

SAPでは、システムを扱う会社の業務が、実際の会社の法的かつ実組織のどこに当てはまるかを示す「組織」という名称の設定項目があります。MMでは、購買組織、購買グループ、プラント、保管場所などを使うことが多いです。組織の概要については後述します。

1-2 モノを作る「PP」:生産計画・管理

PPとは「Production Planning and Control」から派生した言葉で、モノの製造に関するデータを管理します。具体的には、生産計画、製造指図、製造実績に対応します。

・生産計画:受注数や需要予測をもとに、生産数や原材料の発注数等を算出。算出を自動で行えるMRP(Manufacturing Resource Planning、資材所要量計画)機能を利用することもできます。
・製造指図:生産計画をもとに、何を(生産品目)、どれほど(数量)、何を使って(構成品目)、どの方法で(作業)、どこで(作業場所)といったデータを製造指図として登録。現場ではこの製造指図の通りに生産します。
・製造実績:実際の生産数、原材料の利用量、作業時間などを計上します。計上すると在庫が変化し、原価計算が実施されます。

組織に関しては、PPでは、プラント、保管場所などを使うことが多いです。プラントもしくは保管場所のまとまりをMRPエリアとして定義することもできます。

1-3 モノを売るための「SD」:販売管理

SDとは「Sales and Distribution」から派生した言葉で、受注をもとに、製品の出荷、その後納品先への請求に関するデータを管理します。具体的には、受注、出荷、請求に対応します。

・受注:顧客からの受注を管理します。もし在庫数が足りなければ、不足分を生産する必要があるので、MM(購買)による調達やPP(生産)による生産によって在庫確保を行います。
・出荷:顧客への出荷を管理。出荷日程計画をもとに、製品が必要な日程を算出します。合わせて、出荷場所、出荷先等を判別し最適な出荷経路を算出する。もちろん出荷したら、MMで在庫数を減らす必要があります。
・請求:受注と出荷をもとに、顧客に請求します。請求情報は、財務会計(FI)と連携し、売上計上します。

組織に関しては、SDでは、販売組織、流通チャネル、製品部門、出荷ポイントなどを使うことが多いです。

1-4 お金の管理をするのが「FI」:財務会計

FIとは「Financial Accounting」から派生した言葉で、社外向けのレポートである財務諸表作成を行うモジュールです。SAPのFIモジュールには、すべてのカネ・モノ(資産)の移動が繋がっています。そのため、SAPを導入する企業のほとんどが、このFIモジュールを使っています。FIモジュールは、以下の4つのサブモジュールで構成されています。

・FI-GL「総勘定元帳」:会社のすべての会計取引を記録。他のモジュールで計上された実績が連携されて、会計仕訳として登録します。
・FI-AR「債権管理」:顧客ごとの売掛金や未収金の残高とその明細を管理。ARは「Accounts Receivable」の略で債権(お金をもらう権利)という意味です。債権は、SD(販売)における請求処理と密接な関連があり、基本的には、SDの請求はFIの入金につながります。
・FI-AP「債務管理」:仕入先別に、買掛金や未払金の残高と明細を管理。APは「Accounts Payable」の略で債務という意味です。債務はMM(調達)の請求書照合処理と密接な関連があり、MMの請求書照合はFIの出金につながります。
・FI-AA「固定資産管理」:不動産や大型設備といった有形資産とITシステムなどの無形資産を、固定資産として管理。固定資産の取得、売却といった、企業の資産の動きを管理します。

組織に関しては、FIでは、会社コード、事業領域、セグメント、利益センタなどを使うことが多いです。

1-5 社内の原価を管理する「CO」:管理会計

COとは「Controlling」から派生した言葉で、社内の原価管理を行うモジュールです。製品を製造するためにかかった「費用」とそれによる「収益」データを集めて、収益性が良いのはどの製品かなどを分析し、社内向けレポート作成を行います。製品制作の原価を把握している企業は多いですが、調達、生産、販売の実績で構成される実際原価まで把握している会社は少ないと言われています。そのためSAP導入の目的が、COモジュールによる原価管理という企業もあります。COモジュールは、以下の3つのサブモジュールで構成されています。

・CO-OM「間接費管理」:人件費、減価償却費、水道/電力費といった間接費を部門ごとに集計。集計後の間接費を、製造部門を中心とする現場の直接部門に割り振って、活動単価を計算します。OMは「Overhead Management」の略で間接費を意味します。
・CO-PC「製品原価管理」:生産数量(出来高)、構成品数量(材料費)、作業時間(加工費)を集計し、製造原価を計算。また標準原価と実際の原価から、原価差異分析を行います。PCは「Production Cost」の略で製造原価を意味します。
・CO-PA「収益性分析」:製造原価と販売売上を、品目、プラント、顧客先といったファクターで分析し、収益性を明確に把握できるようにします。PAとは「Profitability analysis」の略で収益性分析を意味します。

組織に関しては、COでは、分析対象、管理領域、原価センタなどを使うことが多いです。

1-6 構成図でわかる、モジュール一覧

SAPのモジュールには、上記の重要な5つ以外に、QM(品質管理)、PS(プロジェクト管理)、PM(プラント保全)、Basis(インフラ)などがあります。これらを含めてモジュールの構成を見直してみましょう。実はモジュールは大きく3つの領域にわけて考えられます。

SAPモジュールの概要

製品を中心とした流れを製造系と呼び、MMとSDの2本柱に対し、PM、QM、PPが連携しています。お金の動きは会計系と呼び、FIを中心にCO、PSが連携しています。

・PM(プラント保全):製造設備のメンテナンスで使用します。設備の検査、予防保全、修理などの機能があります。
・QM(品質管理):製品の品質を管理します。品質検査ロット登録、品質検査記録、使用決定という流れで管理を実行します。
・PS(プロジェクト管理):当初設定した予算や期間に対し、実績値を入力することで、プロジェクトの進捗やコストを管理できます。
・Basis(インフラ):SAPを動作させるための、インフラでありミドルウェアです。SAP固有の、移送、クライアント、ユーザ管理、権限管理、ジョブ、パラメータなどの設定を行います。

なお従来人事管理は、HRというモジュールで行っていましたが、最近は人事部中心の人事管理を超えて、人材を会社の資産として管理できるSF(SuccessFactors、サクセスファクターズ)という製品で、人事管理を行う方向にシフトしています。ERPの範疇から外れて、別途大きく成長したという感じです。

1-7 モジュール同士は関係がある

モジュール同士は関係がある

モジュールは、会社のいろいろな機能に合わせて用意されていますが、会社のどの機能をどのモジュールに割り当てているかは、あくまでSAP社の製品仕様です。SAPベンダーやパートナーによっては、モジュールごとにチームを分けて、完全に分断しているところもあります。しかし、会社を運営する側としては、生産担当でも原価(CO)を見ることはありますし、外注管理(MM)をする場合もあります。このように会社の業務においては、モジュールの関連性を理解しておくことが必要です。

例えば、MMモジュールを利用すれば、資材所要量計画に基づいて自動発注処理を行って、在庫管理や発注業務を効率化できます。また入出庫は、購買入庫、製品出庫といった区分別に処理されるので、FIモジュールと連携して、区分別の会計仕訳を行うことができます。

資材所要量計画に基づいて計画手配が行われると、PPモジュールは、その計画手配を製造指図に変換します。そして、製造指示に従って、生産工程の管理を行い、製造が完了すれば、製品を利用可能在庫としてMMモジュールに対して入庫処理します。使用した原材料の実際の量や、実際の生産量、実際に各作業工程にかかった時間は、製造実績としてCOモジュールに登録され原価管理に利用されます。このようにそれぞれのモジュールは連携して稼働します。

1-8 組織について(※導入企業ごとに設計思想が異なるため、組織設計についてはあくまでもサンプルとしてご紹介いたします)

組織について(※導入企業ごとに設計思想が異なるため、組織設計についてはあくまでもサンプルとしてご紹介いたします)

それぞれのモジュールで登場した「組織」について概要を紹介します。

・会社コード:法人単位の設定です。子会社や海外支社も同じSAPを使う場合は、会社コードを分けて管理します。
・購買組織:仕入先と購買条件を交渉する組織単位の設定です。仕入先は複数、交渉組織は本社のみなら購買組織を1つと設定します。
・購買グループ:購買するグループや担当者単位です。どの組織とも紐づけしない独立した設定を行います。
・プラント:棚卸資産を管理する単位で設定します。本社の下の「東京工場」「埼玉工場」「群馬工場」ごとに棚卸しするなら、それぞれをプラントに設定します。
・保管場所:プラントよりも細かく在庫管理する組織の設定です。在庫評価額は管理できません。
・流通チャネル:製品やサービスの販売経路を表します。流通チャネルごとに「販売の責任」や「価格設定」ができます。
・製品部門:製品グループを表します。個別で、値引きや販売実績分析ができます。
・販売組織:会社コードの下に紐づく販売管理を行うためのトップ組織です。販売の部門ごとに、1つの販売組織を作って、販売活動を切り分けることもできます。
・出荷ポイント:プラント内の出荷する場所の設定を行います。
・事業領域:会社コードと同様に「財務諸表」を出力する単位であり、法人よりも細かい事業部門単位です。内部用の集計という位置付けです。
・セグメント:事業領域より細かい出力単位です。営業部、経理部、人事部など事業部レベルをセグメントで組織化できます。
・利益センタ:利益を計上して管理する組織の単位です。
・原価センタ:原価を管理する組織の単位です。
・分析対象:分析する組織の単位です。ひとつの分析対象に、複数の管理領域を割り当てれば、管理領域を横断して収益と費用を分析できます。
・管理領域:費用と収益を管理する独立した組織の単位です。会社コードの上に位置します。ひとつの管理領域に、複数の会社コードを割り当てれば、会社コードを横断して管理会計を実行できます。

2 おすすめのモジュールはどれか?

おすすめのモジュールはどれか?

モジュールのニーズや必要具合は案件によって異なりますが、ざっくりとした視点でモジュールの人気具合を見てみましょう。

2-1 モジュールの人気ベスト3

多数あるSAPの案件を見てみると、以下のモジュール関連の案件が多いようです。独断ですが、ベスト3を紹介します。

1位:FI モジュール(財務会計)
SAP ERPそのものが会計システムからスタートしてきました。加えてすべての上場企業には財務会計が必要ですので、FIモジュールの導入率はとても高いと言えます。外部公表なので、チェックも多く「激務」とも言われています。

2位:CO(管理会計)
COモンジュールは、FIモジュールと一緒に導入されるケースが多いです。ただ自社向けのレポート作成までにSAPを使うのは資金に余裕のある会社と言われていて、高単価と言われています。

3位:SD(販売管理)
ECサイトなどの台頭によって、製造に関係する企業は、流通関連のバックオフィスの改革が重要になりました。そのためSDモジュールの導入が進んでいます。小売業や半導体メーカーなどの案件が増加していると言われています。販売は、企業が一番力を入れる業務分野なのでカスタマイズやアドオン製作が多い。

2-2 知っておくべきモジュールに関する知識

知っておくべきモジュールに関する知識

先に紹介したように、SAPは財務会計、販売管理、生産管理など会社の業務ごとにいくつかのソフトウェア・モジュールに分かれています。SAPコンサルタントやエンジニアは、それらをひとつずつ学びながら次のモジュールへと進むことで、キャリアを構築していくのが一般的です。

モジュールを1つでも構築できれば、そのモジュールに特化したコンサルタントとして活動できます。モジュールひとつといっても、それぞれ財務会計、販売管理、生産管理が業務範囲ですから、十二分に活躍できるでしょう。
ただ、企業の業務はそれぞれ複雑に入り組んでいます。業務範囲は販売管理でも生産管理の知識があれば、より良い解決法につながるかもしれません。実際、案件を紹介するサイトでは、FIモジュールの知識や経験に加えて、SD、MMなどの他モジュールの知見や経験があれば優遇といった募集もあります。複数のモジュールに対応できれば、より良い案件にめぐりあえる可能性は高いと言えます。

中には「製造系の経験がある人」といったニーズもあります。これはSAPで言うと、MM、SD、PMなどが対応するモジュールですが、業界によって製造の工程が異なるケースがあります。このへんも業界全体の知識として理解しておくと、案件獲得の交渉をスムーズに行うことができます。

具体的には、組み立て系かプロセス系によって生産管理は大きくことなります。組み立て系とは、自動車のような固形のパーツを組み上げる行程です。プロセス系とは流体を原材料にする製造です。科学プラントや製油工場などを指します。組み立て系では、製造品の製造開始から出荷まですべての行程で外部から資材を受け入れますが、プロセス系は一度、原材料を工場に入荷すると、その後は工場内での作業が主となり、外部から資材を受け取ることは少なくなります。

2-3 コンサルタントならモジュールの資格はほしい

コンサルタントならモジュールの資格はほしい

多数あるモジュールについては、SAPが「SAP認定コンサルタント資格」を提供しています。資格を獲得すると、そのモジュール分野の知識を保有しているという証になります。これはSAPが提供する試験に合格すると得られます。試験時間は1時間半、問題数は60~80問、正解率60~70%以上で合格することが多いです。

合格には、座学以外にモジュールに関する実務経験が必須で、コンサルタントなら1つは取得しておきたいと言われています。ただ1つあれば、他のモジュール業務にも応用が効くと判断されるケースも多いようです。

3 モジュールの知見や経験を活かすなら、モジュールに詳しい案件紹介サービスがおすすめ

モジュールの知見や経験を活かすなら、モジュールに詳しい案件紹介サービスがおすすめ

SAPのコンサルタントやエンジニアとして、なんらかの案件を獲得するには、1つでもモジュールの知見や構築経験は必須と言えます。何か1つと言われれば、案件が多く単価も高い会計系モジュールのFI/COモジュールがおすすめです。あとは、MM、SDが続きます。またより良いSAP案件を担当できて、かつ業務をきっちりこなすためには、簿記2級くらいの知識は持っていると良いでしょう。

簿記2級は経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の1つです。合格率は過去10回の試験の平均で約20.5%(3級は50%ぐらい)と簡単ではありませんが、苦労した分に十分見合うでしょう。
モジュールの知識や経験に簿記が加われば、いろいろな案件を獲得できる可能性は大きく高まります。こうなると自分の知見や経験を活かせる案件を選ぶことも可能です。得意分野を作って、そこに集中することは、上流のSAP案件に関われる可能性を大きくしますので、ぜひトライして欲しいと思います。

そのとき重要になるのが、ご自身の知見、経験、希望にマッチした案件に出会えるかどうかです。PROJECT FINDERなら、現役のSAPコンサルタントが、企業からの案件を精査するので、知見や経験、希望にマッチした案件を選んでくれるのでおすすめです。SAP案件は、始まると半年から1年近くかかることもあります。ですから金額のみに目を奪われず、自分にマッチしているかを重視することをおすすめします。PROJECT FINDERに、しっかりキャリアと希望を伝えて、ベストな案件獲得の第一歩を踏み出しましょう。

監修者:コンセスコンサルティング株式会社 代表取締役 西本 章泰

大学卒業後、国内コンサルティングファームにてSAPコンサルタント(MM/PP領域)としてSAP導入案件に従事。
その後、ベンチャー系コンサルティングファームにてSAPを中心とした大規模システム展開・定着化プロジェクトをプロジェクトマネージャーとして多数経験。
後にSAPソリューションを主体とした事業部を立ち上げ、事業部長として社内の組織マネジメントを行う一方、お客様と徹底的に向き合い、お客様にとって最適なソリューションを提供することを心がけてサービス提供をした結果、SAP事業を組織の中核事業に成長させることに成功。
現在はコンセスコンサルティングの代表として活動する傍ら、現役コンサルタントとしてSAPやRPA(UiPath)、プロセスマイニング、その他DXに関連する各種システム導入支援プロジェクトの支援を行っている。
グローバル案件を得意とし、SAP x UiPath連携ソリューションをUiPathグローバルの中心メンバーとしてリード。RPAから直接SAPのAPI(BAPI)をCallできる仕組を構築し、日本発のコンポーネントとして、逆輸入的にグローバル展開を実施。"SAPの自動化に強いUiPath"としてグローバルで認知されることに貢献。
多数の案件、コンサルタント、ユーザ企業の皆様と関わった経験を保有し、かつ現役で活動しているため、より現場感のあるアドバイスが可能な、案件紹介のプロとしての側面も持ち合わせる。

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