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国のDX推進やコロナ禍によるテレワークの普及により、フリーランスとしての働き方が注目されています。
なかでも人気を集めているのが「PMO(Project Management Office)」です。
「PMOに興味があるが、どのような案件があるのか知りたい」
「PMO案件を獲得してフリーランスとして活躍したい」
と考える方も多いのではないでしょうか。
今回はPMOの仕事内容に触れながら、PMO案件の単価相場やフリーランスで高単価を獲得する方法などについて解説します。
PMOとは?

PMO(Project Management Office)とは、プロジェクトマネジメントを横断的に支援するプロジェクト上の組織体を指す言葉です。
プロジェクトの成功率を高め、経営戦略をスムーズに進めてビジネスの価値を最大化することを目的としているのが特徴です。
PMOの役割
PMOはプロジェクト成功をスムーズに達成するために、主に次のような役割を担っています。
・リソースやコストの各種調整、進捗管理、課題管理
・チーム間で解決する必要のある課題の調整
・個別企業に適応したプロジェクト環境の整備
・プロジェクトに関する人材開発(研修など)
・業務の支援(基幹システムの導入支援、ECサイト再構築に関する支援、請求書対応など)
・その他付随するプロジェクト管理業務
このようにPMOの役割は多岐にわたり、企業組織や文化、環境、プロジェクト規模によって変化するのが特徴です。なお日本PMO協会(NPMO)によると役割は明確に細分化されており、下記の3つに分類されています。
役割名 | 内容 |
---|---|
PMOアドミニストレータ(PMO事務) | プロジェクトにおける社内プロセスをスムーズに進める |
PMOエキスパート | プロジェクトの環境・ルール策定・改善や標準化を行う |
PMOマネジャー | PMOを管理する組織戦略やメンバーの稼動管理など、マネジメント業務全般を行う |
3つの役割を1人で担うこともあれば、役割ごとに担当者が配置される場合もあります。
PMOの業務内容
PMOの業務は大きく分けて次の3つです。
・プロジェクトマネジメント
・ポートフォリオマネジメント
・プログラムマネジメント
プロジェクトマネジメント
プロジェクトマネジメントは、プロジェクトにおけるスケジュール管理や品質管理に関するサポートをする業務です。書類の作成や表計算などの事務仕事も含まれる場合もあります。
ポートフォリオマネジメント
ポートフォリオマネジメントは、経営リソースを戦略的な視点から分配し、企業が円滑に目標を達成できるようサポートする業務です。
限られた経営資源をどのように効率よく配分するかを考え、企業の価値を最大化させることを目的としています。
プログラムマネジメント
プログラムマネジメントは、プロジェクトに関する業務の標準化やコストをコントロールする業務です。プロジェクトがスムーズに進むように注力し、各工程の品質を担保することを目的としています。
PMOとPMの違い
PMOとPMは混同されがちですが、マネジメント権限の範囲が異なります。
PM(Project Manager)は、プロジェクト全体の最終責任者です。そして、PMOはPMをサポートする組織体を指すものであり、体制としてはPMの下にPMOが位置すると考えるとわかりやすいでしょう。
PMはリーダーであるため基本的に1人ですが、PMOのメンバーは複数人で構成されることがほとんどです。
PMOとPMOコンサルタントの違い
PMOはあくまでもプロジェクト内の組織体のことであり、PMOコンサルタントはPMO業務を得意とするコンサルタントを指す言葉です。
PMOはコンサルティング会社側とクライアント企業側の双方に存在し、両者がともに管理しながらプロジェクトを遂行します。
PMO案件の動向と将来性

PMO案件の動向と将来性は、次のとおりです。
・企業はプロジェクトの品質を上げたい
・広い視野を持ったコンサルタントが求められている
・PMOコンサルタントのニーズが高まっている
企業はプロジェクトの品質を上げたい
企業はプロジェクトの品質を上げたいと考えています。PMOを設置すれば品質向上が見込めるだけでなく、プロジェクトそのものの成功確率が高まるからです。
近年多くの企業でプロジェクトが複雑化していることから、このような動きが見られます。
広い視野を持ったコンサルタントが求められている
現在、幅広い視野を持ったコンサルタントが求められています。クライアントはコンサル的観点での全体を俯瞰した課題把握や対策の立案、対策実行のサポートに期待をしているのです。
実際、次の案件に繋げる優秀なコンサルタントの場合、PMOを支援したからこそ見える課題やあるべき姿などは何なのか、アンテナを張って検討をしています。
PMOコンサルタントは経験を重ねることで、次に発生しそうな課題を察知する能力が身につく仕事です。そのようなトラブル予知能力を磨いて、トラブルを事前に察知してリスクヘッジしておき、プロジェクト全体を円滑に進められる人こそ幅広い視野を持ったPMOコンサルタントだと言えるでしょう。
PMOコンサルタントのニーズが高まっている
PMOコンサルタントのニーズは年々高まっています。PMOを支援できる人材が不足しており、求人やフリーランスのコンサルタント向けのPMO案件が増えているからです。
コロナ禍やDXが世界的に加速している影響もあって、IT分野は人材不足の傾向にあります。実際に経済産業省「IT人材需給に関する調査(2019年)」では、IT人材が2030年に最大で79万人不足する可能性があると言及されているのです。
複数のプロジェクトを管理する際は人員が必要となり、構成員数が数十名以上に及ぶ可能性もあります。これまでは特にエンジニアリングの知識がある人材がPMOにて必要とされてきました。しかし、これからのPMOでは、より幅広く業界に沿った知識を持つ人材が求められる可能性が高いでしょう。
フリーランスのPMOコンサルタントのメリット

フリーランスのPMOコンサルタントになるメリットは、主に次の2つです。
・高単価案件に出会える可能性が高い
・自分の選定基準で案件を選べる
高単価案件に出会える可能性が高い
フリーランスのPMOコンサルタントなら、高単価案件に出会える可能性があります。IT技術の進歩に伴って企業の立ち上げるプロジェクトが多様化・複雑化しており、PMOにてプロジェクトマネジメントができる、あるいは支援ができる人材が不足しているからです。
実際にフリーランスのPMO案件は150万円/月程度から、200万円/月超の超高単価案件を獲得できる可能性もあります。なお現在は日英バイリンガルがPMO案件にて不足しているため、英語ができれば単価アップも目指せるでしょう。
※フリーランススタート、ハイパフォーマーから最低・最高単価を調査
自分の選定基準で案件を選べる
フリーランスでPMOの支援ができる人材は、自分の選定基準で案件を選べます。自身の理想のキャリアから逆算して、自身の条件に合ったPMO案件を選定できるからです。
企業所属の場合は、企業からアサインされるPMOプロジェクトを遂行しなければいけないのが一般的ですが、フリーランスなら自由な働き方ができます。
例えば「クラウドやインフラ領域は苦手だから、開発メインの案件を探す」「リモート中心の案件を探す」といった働き方が可能です。
PMO案件の形態

PMO案件の形態には、大きく分けて3つのタイプがあります。
・支援型
・管理型
・指揮型
支援型
サポート型はPMOアドミニストレータ(PMO事務)とも呼ばれるもので、企業のプロジェクト遂行を補助する案件です。具体的には、会議の資料作成や議事録の作成、仕事内容の平準化作業や社内教育などがあります。
管理型
管理型はPMOエキスパートとも呼ばれるもので、プロジェクトの管理をする案件です。
具体的にはプロジェクトの進捗管理であり、行き詰っている作業がある場合は、その原因の解決やスケジュール調整を行うこともあります。なおPMOのサポート型案件の内容は、管理型の業務にも含まれるのが一般的です。
主導型・指揮型
主導型はPMOマネジャーとも呼ばれており、PMの直接的に補佐に回りプロジェクト全体に携わる案件です。
PMO案件の中では最も役職が高い形態であり、第三者の視点からプロジェクトを監視し、必要に応じて軌道修正を図ることを目的としています。
PMO案件の募集例

それでは、実際にどのようなPMO案件があるのでしょうか。先にご紹介した支援型、管理型、指揮型PMOについて見ていきましょう。
※募集例は、PROJECT FINDERにて掲載している案件です。
募集例①:支援型PMO
国内大手メーカー向け SAP導入 PMO支援
単価 | 100万円~150万円/月 |
---|---|
職務内容 | 国内大手製造メーカー向けSAP導入プロジェクトにおけるPMOの支援 |
求めるスキル |
・PMOとしての経験 ・PMOの業務への理解と立ち回りができること ・システム導入に関する十分な知見(ERP導入経験) ・小規模なチームリーダーの経験 ・コンサルタントとしてのファシリテーションやドキュメンテーション、コミュニケーションができる能力 |
募集例②:管理型PMO
某公共系のお客様の大規模システム更改支援(運用受入推進チーム)
単価 | ~150万円/月 |
---|---|
職務内容 | 運用受入推進(サービスイン後の運用体制の構築推進)チームにてプロジェクト管理に必要な各種資料の作成やベンダ管理 |
求めるスキル |
・大規模システム開発案件でのユーザー側マルチベンダーコントロール経験(PMO) ・上層部への資料作成経験 |
募集例③:指揮型PMO
【リモートワークあり】基幹システム導入チームリーダー
単価 | 160万円~210万円/月 |
---|---|
職務内容 |
クライアントの基幹システム(SAP)導入・業務コンサルティングを行うチームのリーダー、担当領域は開発、販売、生産、購買、在庫、原価、会計 |
求めるスキル |
・プロジェクト管理 ・製造業務(SCM,FI)の知識や経験 |
なお、ここで紹介したもの以外にも PROJECT FINDERではPMO案件を複数保有しています。以下にPMO案件の一例を掲載しているので、こちらも確認してみてください。
PMO案件の単価相場・平均年収

PMO案件の単価相場をフリーランスと、企業に所属してPMOの一員として働く人材に分けて紹介します。
フリーランスのPMOの単価相場
フリーランスでPMOの支援をする場合、ドーシージョブによると一般的な案件の単価相場は81万円です。
PROJECT FINDER保有の案件は、120〜180万円程度と一般的な単価相場と比べると高額なものが多くあり、中には200万円以上の報酬が得られる案件もあります。120万円以上あれば、年間の報酬に換算して1,000万円以上を見込めるでしょう。
企業所属のPMOの平均年収
マイナビ転職掲載の正社員のPMO案件より平均年収を算出したところ、企業所属でPMOにて働く人の平均年収は600〜700万円でした。
参照:正社員/初年度年収1000万円以上/「PMO」を含む求人・転職情報|マイナビ転職
また国税庁の統計調査によれば、2020年(令和2年度)の日本全体の平均年収は433万円だと公表されており、PMOにて正社員として働く場合の年収は高めです。
フリーランスになると企業所属のPMOメンバーとして働くより、さらに高収入を得られる可能性が高いでしょう。
PMO案件を獲得するために必要なキャリア

PMO案件を獲得するために必要なキャリアについて紹介します。
・エンジニアとしての経験を積む
・コンサルティング会社で経験を積む
エンジニアとしての経験を積む
PMO案件では、エンジニアとしての経験やスキルがあると良いでしょう。ベンダーやIT系プロジェクト保有の企業でSEとして活躍してきた経験があれば、PMOを支援する人材として転職する上で有利に働く可能性が高いからです。
特にPMOのメンバーとSEは管理者と技術者というポジションの違いから、たびたび意見に摩擦が生じることがあります。SE経験者がPMOのメンバーとなれば、両者の立場を俯瞰的に捉えられプロジェクトの品質と生産性の向上を進められるでしょう。
具体的には、エンジニアとして下記の経験や能力があることが望ましいです。
・システム運用の提案段階で、UIやUXを駆使し改良した経験がある
・タイトな納期を要求された際に、品質とリソースの観点から納期調整した経験がある
・アラートのタイミング、資料やツール格納先の一元化など、品質管理ルールの改定経験がある
コンサルティング会社で経験を積む
コンサルティング会社で経験を積めば、独立してPMO案件を獲得できるようになります。業界を問わず、コンサルタントとしての実績は、そのままPMOの支援ができる人材として信頼に繋がる傾向があるからです。
そしてコンサルタントとしての知識があれば、エンジニアの実務経験がなくても案件を獲得できる可能性があるため、完全未経験ならコンサルタントからキャリアをスタートさせると良いでしょう。
実際にPMO案件に参画する際は、必須条件として「実務経験3年以上」のような実務経験を問われることが多くあります。
また、PMOのみの経験ではなく、SAP導入経験がある、Oracle導入経験がある、業務システムの導入経験があるなど、業務アプリケーションに関する導入コンサルタントとして活動していると業務やシステムの動作がわかるPMOとして判断され、評価が高くなる傾向にあります。
PMO案件で高単価を得るには?

フリーランスとして活動するなら、どれだけ高単価な案件を獲得できるかがポイントです。
ここではPMO案件で高単価を得る方法について紹介します。
・ユーザーとしてシステム導入を経験する
・主導型・指揮型プロジェクトに携わる
・プロジェクトの成功率を高める
・フリーランス向けエージェントサイトに登録する
ユーザーとしてシステム導入を経験する
ユーザーとしてシステム導入を経験すると、高単価なPMO案件に参加しやすくなります。システム導入の経験は、クライアントから高い信頼を得ると共にPMOコンサルタントとしての価値が上がり、高額PMO案件を獲得しやすくなるからです。
また業務面でも、フリーランスのPMOコンサルタントとしてPMO案件に参画する際に、ユーザーサイドの抱えている悩みや起きがちなコンフリクトなどを簡単に理解できるようになります。
指揮型プロジェクトに携わる
PMOにて指揮型プロジェクトに携わった経験があれば、フリーランスでPMOを支援できる人材としても評価されやすくなるでしょう。
支援型の場合プロジェクトの権限を持つことはありませんが、指揮型であればプロジェクトにおける課題解決や調整業務などを行うため高いスキルが身につきます。
プロジェクトの成功率を高める
仕事をこなす中でプロジェクトの成功率を高められれば、継続的に案件が受けられるだけでなく単価アップも期待できるでしょう。
関わったプロジェクトの成功率を高めるための努力や過程は、PMOの支援ができる人材としての信頼度が高まります。プロジェクト内のタスクについて、どこまで何をやるか方針決定の適切性があれば、たとえ失敗プロジェクトだと思われるものでも、成功プロジェクトに転化できる可能性があるのです。
フリーランス向けのエージェントサイトに登録する
高単価案件を狙うなら、フリーランス向けのエージェントサイトに登録してみましょう。エージェントサイトは、単価が高く自分の経験にあったPMO案件に出会えるチャンスがあるからです。
自力での営業では、高単価案件に出会いにくいだけでなく、案件の受注が安定せず仕事が途切れて収入のない時期が出てきてしまいます。
しかしエージェントサイトなら、案件が終わる時期を見越して新たな案件を打診してくれるので、息の長いフリーコンサルタントとして活躍できる可能性が広がるでしょう。
またエージェントサイトの強みは、コンサルタントへの手厚いサポートです。PROJECT FINDERでも次のようなサポートを行っています。
・レジュメ作成
・企業間交渉
・個人事業主の経理処理 など
エージェントサイトの利用を考えている方は、ぜひご登録ください。
PMO案件で求められるスキル

PMO案件で求められるスキルは、大きく分けて次の4つです。
・プロジェクトマネジメント力
・コミュニケーション能力
・進捗管理能力
・調整能力
ここでは案件獲得に必要なスキルを解説していますが、案件紹介サイトから案件を獲得する際、すべてのスキルが揃っていなければならないということはありません。
例えば求めるスキルの必須条件が5つある場合、いくつかに該当すれば応募できることもあります。もしエージェントサイトを利用するなら、臆せずスキルに関してエージェントに相談してみましょう。
プロジェクトマネジメント力
まず1つ目に、PMO案件を獲得するならプロジェクトマネジメント力が必要です。
PMOには、プロジェクト計画の立案やスケジュール管理に深く関わる業務が数多くあります。
プロジェクトがスタートしたあともプロジェクト全体のサポート業務に携わることになるため、これまでのプロジェクトへの参画経験や、プロジェクトマネジメントに関する豊富な知識が求められるでしょう。
コミュニケーション能力
PMOを支援する人材として携わるなら、コミュニケーション能力も欠かせないスキルです。
PMと経営者の間に立ってプロジェクトを動かす場面のほか、PMとともにクライアントとの打ち合わせや折衝に参加する場面が多いからです。PMやエンジニアを集めてのミーティングや会議を行うときには、進行役などを務めることもあります。
進捗管理能力
PMOの業務では進捗管理能力も必要です。
納期遅れやコストオーバーを未然に防ぐため、常に情報を集めながら各プロジェクトの進捗状況を把握しなければいけません。状況に応じた課題の洗い出しリスク予測を行い、早めに手を打って解決に導く能力も求められます。
調整能力
PMOでは、優れた調整能力を持つ人材も必要とされています。
プロジェクトは軌道修正や品質改善策が求められるシーンも多く、その際は工数やリソースについて現場のメンバーを説得しながら調整を行わなければいけないからです。PMOに携わるほかのメンバーの意見も取り入れながらプロジェクトの品質を上げるには、この調整能力が非常に重要となります。
PMO案件獲得で有利になる資格

PMO案件獲得で有利になる資格は下記の4つです。
・PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)
・基本情報技術者試験
・プロジェクトマネージャ試験
・プロジェクトマネジメント・アソシエイト認定資格
紹介する資格の中でもPMPは国内でも特に知名度が高く、案件獲得に繋がりやすいので持っておくと安心です。ただしコンサルティング業界は、資格がなくても実務経験が豊富であれば案件は獲得できるため、あくまで資格取得は付加価値程度に捉えておきましょう。
PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)
PMI(Project Management Institute)が認定するプロジェクトマネジメントに関する国際資格「PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)」を取得しておくと、PMO案件獲得に有利に働きます。
主に、外資系のコンサルティング会社や外資系クライアントで働く場合に評価されやすい資格です。大卒以上ならば4,500時間以上の実務経験、36か月のPM経験が必要とされているため受験資格が厳しい資格と言えるでしょう。
しかし取得できれば案件獲得だけでなく、体系的な仕事の進め方が身につき飛躍的な業務の効率化が可能になります。またPMIが主催するコミュニティ活動にも参加できるので、業界の人脈を広げられる点も取得のメリットです。
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、情報処理推進機構(IPA)主催の国家試験です。
レベル1からレベル4まであり、システムエンジニア、プログラマーなど、ITエンジニアが共通して理解しておくべき基本的な知識を習得した証明となる資格として知られています。
プロジェクトマネージャ試験
プロジェクトマネージャ試験は、PMやPMOの支援ができる人材を目指す方に適した資格です。
プロジェクトを成功させるために用いる技術の取捨選択、体制やメンバーの配置をどうするのかなど幅広い領域をカバーできるスキルがあることを証明できます。
プロジェクトマネジメント・アソシエイト認定資格
プロジェクトマネジメント・アソシエイト認定資格は、PMOの基礎概念や知識の習得を証明できる資格です。
基本的にはプロジェクト全体像、プロジェクトマネジメントの本質と重要性などを理解できていれば合格できる比較的難易度の低い資格と言えるでしょう。また実務経験の時間的な縛りがないため、誰でも受験ができます。
経験を積めばPMOコンサルタントとして案件を獲得できる

PMOの案件について、相場や高単価案件を獲得する方法などについて紹介しました。
フリーランスのPMOコンサルタントとして活躍できるようになれば、企業に所属している場合よりも年収が上がる可能性があります。ただし、自分で営業をしながらクライアントから仕事を獲得するのは、エンジニアやコンサルタント経験を積んでいたとしても難しいでしょう。
フリーランスとしてのキャリアをスタートさせるなら、まずは案件を紹介しながらサポートしてくれるエージェントサイトの利用がおすすめです。PROJECT FINDERでは豊富な案件を保有しており、PMO案件も充実しています。
フリーランス経験者や現役コンサルタントがアドバイザーとして多く在籍し、安心して活躍できるキャリアの構築をサポートしていますので、ぜひチェックしてみてください。
ライター:山上翔太
2021年1月からフリーランスとして活動するWebライター。
日々蓄えた「個人で生きるノウハウのアウトプット」を意識したコラム・記事を執筆。
これまで執筆した記事は300記事以上。主に流通や転職、HR分野が得意。
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